【失敗談あり】2人暮らしに最適な契約プラン(アンペア)は?【エルピオでんき】

【超緊急】電気代高騰による新規受付中止発表。申し込みは3/18までなのでお早めに。

電気の自由化で様々な電力会社の中から選ぶことができるようになりましたが、一方で電力会社の数も多いし、プランも各社で名称が違う。

消費者代表として言わせてもらうと

「どれを選べば一番安くて安心して使えるんだよ!?」

って感じですよね。

結論から言ってしまうと、2人暮らしに最適な契約プラン(アンペア)はA40~A60です。

そもそも契約プラン(アンペア)って何さ?

普通に生活していてアンペアという言葉にピンと来る人はおそらく100人に1人いるかレベルなので知らなくて当然です。

契約アンペアというのは、一度に利用する電力の最大値です。例えば

エアコン

俺が部屋を冷やしてやるぜ!(5.8A)

冷蔵庫

常時電源ONの俺が最強。(2.5A)

洗濯機

乾燥時の消費電力はトップクラス!(13A)

電子レンジ

ま、最強は俺だけどね。(15A)

家電によるアンペア数

※参考:主な電気機器のアンペアの目安(TEPCO東京電力エナジーパートナー)

家電にはそれぞれアンペア数があり、同時に使用する家電が契約プラン(アンペア数)を超えた場合、ブレーカーが落ちます。

POINT
上記の場合、エアコン:5.8A + 冷蔵庫2.5A + 洗濯機13A + 電子レンジ15Aの合計36.3Aとなり、契約プラン(アンペア)数が30Aの場合はブレーカーが落ちます。40Aの場合は落ちません。

つまり、同時に家電を利用するシーンが多い場合は契約プラン(アンペア)を大きくする必要があるという事ですね。

契約プラン(アンペア)によって料金が変わる

契約プラン(アンペア)の数字が大きければ大きいほど同時に使える家電は多くなりますが、その分基本料金もグッと上がります。

契約プラン(アンペア) 基本料金 1ヶ月のでんき利用量
~120kWh 120kWh~300kWh 301kWh~
40A 1,086.8円 18.84円 23.03円 25.78円
50A 1,344.2円
60A 1,613.04円 18.65円

引用:エルピオでんき | スタンダードプランS

契約プラン(アンペア)を10A上げる毎に月額基本料金が約300円も上がり、40Aと60Aの1年間の差額は約7,200円!こんなにも電気代の支払額が増えてしまいます。

エルピオくん

同時に使う可能性のある家電を洗い出して適切なアンペア数を契約しよう!

※1ヶ月の使用電気量が120kWhまでの場合は若干60Aの値段が安いですが、平均的な二人暮らしの場合120kWh以上使う場合がほとんどなので電気の利用料はどのプランで契約しても変わりません。

POINT
電気や冷蔵庫等の基本的に付けっ放し家電のアンペア数の合計値を基準に、使う時だけ電力を使う洗濯機や電子レンジのアンペア数を考慮して契約するアンペア数を選ぼう!

【結論】2人暮らしに最適な契約プラン(アンペア)は40A〜A60

1人暮らしなら一度に使う電力を自分だけで管理する事ができますが、2人暮らしならかなり余裕を持ったプラン(アンペア数)を契約する必要があります。

例として一般的な2人暮らしで常に使用する家電(電力)は以下のような感じですよね。

家電製品 アンペア数
冷蔵庫 2.5A
エアコン 6A
テレビ 1A
照明(3個) 1A

合計で10.5A

エルピオくん

え?なのに40A〜60Aの契約が必要なの??ちょっと余裕を持ちすぎじゃない??

エルピオくんのように感じた人も多いと思いますが、一時的に利用する家電の必要アンペア数が比較にならないほど多いのです。

電子レンジ

俺(電子レンジ)とドライヤーは家電の中でも最強クラス(15A)。

ちょっと一例を見てみましょう。

家電製品 アンペア数
電子レンジ 15A
ドライヤー 12A
洗濯機(乾燥時) 13A
アイロン 14A
食器洗い乾燥機 13A

桁違いのアンペア数ですよね。そこで一度考えてみてください。

家にいる時って大抵2~3個の家電を同時に使う事って多くないですか?

エルピオちゃん

洗濯機回しながら電子レンジとか普通に使うなぁ。それだけで28A…?!

単純計算で電気やテレビなど常用している家電が合計で10.5Aだとして、一時的に利用する家電(洗濯機とドライヤー)で28Aで合計アンペア数は38.5A!契約アンペアが40Aならギリギリブレーカーが落ちませんね。

だがしかし!!2人暮らしともなるとそうもいきません。

突然同居人がお風呂に入りドライヤーをつけたら契約プラン(アンペア数)が50Aでもブレーカーが落ちます。

このようなケースを想定して余裕を持ったプラン(アンペア数)を契約するようにしましょう。

POINT
冷蔵庫や証明など付けっ放しの家電は利用するアンペア数が少ないけれど、一時的に使うドライヤーや電子レンジは利用するアンペア数が桁違いに高い。

エルピオくん

我が家(2人暮らし)の場合はスマホの充電やゲーム機、空気清浄機など細かな電力の積み重ねやパソコンのデュアルディスプレイ(2A x 2)など普通の家庭よりも大きなアンペア数が必要な為、余裕を持って50Aで契約しています。

最適なアンペア数が分かったら次は最安の電力会社を選ぶべし

最適なアンペア数が理解できて今使ってる電力会社のプランを変更しようとしてるアナタ。

ちょっと待った!!

今は東京電力一択じゃなく、電力会社を自由に選ぶ事ができるようになっています。

例えば同じプランでエルピオでんきとTEPCO(東京電力)を比較すると年間で21,132円も電気代を節約する事ができます。

【ここまで損してた】エルピオでんき vs TEPCO(東京電力)の料金を徹底比較【ここまで損してた】エルピオでんき vs TEPCO(東京電力)の料金を徹底比較

エルピオくん

でも電力会社を変えるのって凄い面倒くさそうなイメージ・・・。

エルピオくんのように電力会社を変更するのって手間と時間がかかるイメージがありますが、変更するプランを決めて検針票さえあれば5分~10分程度で申し込みが完了です。

また工事もほとんどの場合、家の外での作業となるので在宅している必要もなく気が付けば自動的に切り替わります。

【5分で完了】エルピオでんき乗り換えガイド【年間10,000円以上節約も】【5分で完了】エルピオでんき乗り換えガイド【年間10,000円以上節約も】

時期によってはキャンペーンも行っていて最大2万円のキャッシュバックが貰えるので、実施していたら月々の電気代が安くなる以上のメリットがありますね。

>> エルピオでんきのキャンペーン情報

エルピオちゃん

キャンペーンがやってたらラッキー!

二人暮らしでエルピオでんきを契約するのならプランは「スタンダードプランS 40A ~ 60A」

エルピオでんきには様々な料金プランがありますが、二人暮らしの一般家庭なら「スタンダードSプラン」以外の契約はオススメできません。

料金プラン名 特徴
スタンダードプランS 一般家庭に最適な価格設定。アンペア数も40Aから60Aまで自由に選ぶ事ができる。
スタンダードプランライト30A 30A固定なので家電を同時に使う数が限られる。基本料金は858円と安め。
スタンダードプランL 一般家庭用の大家族用。二人暮らしには不要。
スタンダードプランLL オフィスや飲食店級向けのプラン。もちろん二人暮らしには不要。
プレミアムプランA 月々の電気使用量が290~310kWh前後で固定の家にオススメ。かなり電気を使用する我が家(2人暮らし)でも300kWh程度しか使わない。
プレミアムプランB オフィスやお店向けの定額制プラン。
低電力プランL あまり電力を使わない洋服屋などの商店向けのプラン。
業務用電力プラン 電気屋やコンビニ等の電力を多く使う商店向けのプラン。
お店応援!定額プラン 業務用電力プランの定額版のプラン。
深夜お得プラン 6時から23時の間の電気代が高く、23時から6時までの電気代が安いプラン。

この中で2人暮らし向けのプランを選ぶとしたら「スタンダードプランS」、「スタンダードプランライト30A」「プレミアムプランA」、「深夜お得プラン」の4つになります。

スタンダードプランS

一般的な2人〜3人暮らしの人が選んでまず間違いないプランが「スタンダードプランS」です。

40Aから60Aを選ぶ事ができるので家庭のライフスタイルに合わせながら電気代を節約するのに最適なプランです。

スタンダードプランライト30A

基本料金は安くて良いのですが、個人的に30Aは1人暮らし向け。

エルピオくん

電子レンジとエアコンと洗濯機を同時に使用するとブレーカーが落ちます。

プレミアムプランA

0kWh~300kWhまでは定額で6,385円。それ以降は1kWhごとに29.5円と割高です。

1ヶ月で270kWh以上の電力を使う人はスタンダードプランSよりもプレミアムプランAの方が月々の電気代を抑えて利用する事ができます。

プラン名 基本料金 270kWh分の従量料金
スタンダードプランS 60A 1,613.04円 6,218.1円
プレミアムプランA 60A 1,664.26円 6,385円
プラン名 基本料金 300kWh分の従量料金
スタンダードプランS 60A 1,613.04円 6,909円
プレミアムプランA 60A 1,664.26円 6,385円
プラン名 基本料金 350kWh分の従量料金
スタンダードプランS 60A 1,613.04円 9,023円
プレミアムプランA 60A 1,664.26円 7,837.5円

エルピオくん

かなり電力を消費する僕ですら250kWh/月しか使わないので、年間を通してエアコンをつけっぱなしのような家庭には向いているかもしれません。

深夜お得プラン

6時から23時の間の電気代が高く(1kWh28円)、23時から6時までの電気代が安い(1kWh20.87円)のプラン。

スタンダードプランSの1kWhあたりの電気代は使用する電気の量で値段が変化しますが18円〜25円なので、完全に深夜且つ月々200kWh以上使う人にしかお得要素がない超特殊プランです。

プラン名 基本料金 120kWh分の従量料金(23時から6時の利用限定)
スタンダードプランS 60A 1,613.04円 2,238円
深夜お得プラン 60A 1,613.04円 3,360円
プラン名 基本料金 200kWh分の従量料金(23時から6時の利用限定)
スタンダードプランS 60A 1,613.04円 4,606円
深夜お得プラン 60A 1,613.04円 4,174円
プラン名 基本料金 300kWh分の従量料金(23時から6時の利用限定)
スタンダードプランS 60A 1,613.04円 6,909円
深夜お得プラン 60A 1,613.04円 6,261円

【失敗談】契約プラン(アンペア数)が低いと、こんなトラブルが発生

低アンペア数のプランだと同時に使える家電が限られる

土日や祝日など家にいる時間が長い日は洗濯機を回しながら料理を作ったり同時に家事をするのって当たり前ですよね。

しかし契約アンペア数が低いと一度に稼働できる家電が限られてしまう為、家事が効率よく回せません。

POINT
一度にたくさんの家電が使えず時間効率が悪くなる。

同居人とトラブルになりがち

2人暮らしをしていると料理を作っている最中に同居人がお風呂に入ってくるなんてシーンもよくある光景。

しかし30A程度のプラン(アンペア数)で契約していると料理中にドライヤーを付けると高確率でブレーカーが落ちます。(特にオール電化の場合)

エルピオくん

今ご飯作ってるからドライヤーちょっと待って!

エルピオちゃん

(早く髪乾かさないと髪痛むんだけど…)

高アンペアなプランを契約するメリットとデメリット

メリット
  • 一度にたくさんの家電が使える
  • 同居人とのトラブルが生まれない
  • ブレーカーが落ちる心配なく電気が使える

50Aや60Aで契約した場合の最大のメリットは電気のことで悩む事がない点です。

消費電力が大きい電子レンジやドライヤーを使う際に毎回「(今使ってブレーカー落ちないかな?)」なんて悩むなんて超面倒ですよね。

デメリット
  • 基本料金が高い
  • 同時に使用する家電の電力を気にする必要がある
  • 家電を利用する際に同居人と連携を取る必要がある

エルピオでんきは他の電力会社に比べるとかなり安いです。

だからと言って契約プラン(アンペア数)を下げて基本料金をさらに安くしようと欲張ると生活に支障を来します。

エルピオくん

契約するプランをケチって「エルピオでんきはすぐブレーカー落ちる。」なんて悪い口コミも見るなぁ。

確かに30Aと60Aで基本料金が約500円も差があり、年間6,000円の金額差になります。

節約の為にエルピオでんきを選ぶ人が多い中で年間6,000円も節約できるのであれば30Aを選ぶ人が多い気持ちも分かりますが、私は年間6,000円多く払っても1年間電気の事で悩みたくないので50A~60Aでの契約を選びました。

また、エルピオでんきでは不定期ではありますがキャッシュバックキャンペーンを行っているので、キャンペーンのタイミングで申し込めば最大20,000円のAmazonギフト券が貰えるので要チェックです!

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